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2013年3月22日金曜日

NY株、反落〔米株式〕(21日午前)

【ニューヨーク時事】21日午前のニューヨーク株式市場は、欧州情勢不安や一部米企業決算などを嫌気した売りに、反落した。
午前10時35分現在は、優良株で構成するダウ工業株30種平均が前日終値比74.95ドル安の1万4436.78ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数は24.83ポイント安の3229.36。
欧州株が軒並み下落する中、米株相場も売り優勢で寄り付いた。
欧州中央銀行(ECB)はこの日、キプロスでユーロ圏の支援条件が達成されない場合、同国銀行に対する緊急資金供給を25日にう打ち切ると発表。
市場のリスク回避志向が強まる中で、株売りの動きが強まった。
米指標はおおむね良好。
前週までの新規失業保険申請件数は前週比2000件増の33万6000件と、34万2000件との市場予想(ロイター通信調べ)を下回った。
2月の中古住宅販売件数は前月比0.8%増と、3年3カ月ぶりの高水準。
3月のフィラデルフィア連銀景況指数もマイナスとなった前月から一転、2.0に改善し、民間発表の2月の米景気先行指標総合指数も3カ月連続で上昇、それぞれ市場予想を上回った。
ただ、キプロスを取り巻く欧州情勢の先行き不透明感が強まる中、米指標の影響は限定的だった。
決算関連では、米企業向けソフトウエア大手オラクルが大幅安。
前日夕に発表した2012年12月~13年2月期決算で、売上高、純利益ともほぼ横ばいとなったほか、1株当たり利益は市場予想を下回ったため売りが加速し、9%余り下落した。
その他個別銘柄では、IBM、ヒューレット・パッカード(HP)、シスコシステムズなどハイテク関連の下げが目立つ。

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