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2013年4月1日月曜日

全面安=円安一服で利益確定売り〔東京株式〕(1日)

【第1部】外国為替市場での円安一服を受けて、利益確定売りが広がった。
東証1部の約9割が値下がりする全面安状態となり、日経平均株価は前営業日比262円89銭安の1万2135円02銭と大幅に反落し、東証株価指数(TOPIX)は同34.14ポイント安の1000.57と3営業日続落した。
出来高は28億4966万株。
【第2部】5日続落。
ファルテックの売りが厚く、高木証、日本ERIは大幅安。
半面、ロンシールが買われ、アートスパークは大幅高。
出来高4339万株。
【外国株】軟調。
出来高2万1700株。
▽失望前に利益確保?
日経平均株価は終日、軟調な値動きだった。
買い手掛かりが見当たらない中で利益確定売りを消化しきれず、下げ幅は200円を超えた。
取引開始前に発表された3月の日銀企業短期経済観測調査(短観)は、景況感の改善遅れが確認する内容。
投資家心理が前向きな状態なら、「デフレ脱却に向けた力強い政策への期待感が高まってもいいはず」(銀行系証券)。
しかし、株価は安値圏でのもみ合いに終始し、3、4日の両日開催される日銀の金融政策決定会合への「過度な期待は感じられない」(同)値動きとなった。
相場には「異次元の金融政策」への期待が織り込まれつつあるため、従来の延長線上の政策と判断されるようなら材料出尽くし感を誘いかねない。
決定会合の結果見極めは必要だが、市場関係者からは「失望する前に利益を確保しておくのも戦略の一つ」(中堅証券)との声も上がっていた。

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