為替ニュース

直近の決算発表予定

2013年4月3日水曜日

ドル反発、93円台前半=米指標好転や株価の上昇で〔東京外為〕(3日午前9時)

3日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、前日の海外市場で買いが優勢となった流れを受け継ぎ、1ドル=93円前半に反発している。
午前9時現在、93円33~34銭と前日(午後5時、92円85~87銭)比48銭のドル高・円安。
前日の欧米市場では、欧州時間は株価の堅調を眺めてドル円は92円台後半から93円台に上昇。
米国時間に入ると、2月の米製造業受注が3.0%増と前月のマイナスからプラスに転じ、株高・米金利上昇に後押しされてドル円は一時93円台半ばに続伸した。
東京市場の早朝は米国時間の高値からは緩み、93円35~40銭で取引された。
前日までのドル円は年度明けの調整売りに下押しを余儀なくされたが、「92円半ばの下値は維持され、チャート的にはなお底堅い印象を残した」(FX業者)という。
海外市場で株価の上昇が鮮明になり、「リスク選好的にドル買い・円売りが入りやすい地合いになった」(大手邦銀)と受け止めれる。
ただ、明日に日銀決定会合の結果発表を控えているほか、週末には米雇用統計も発表されるため、「積極的にポジションを傾けにくい」(別の大手邦銀)とし、ドル円は底堅いものの、値幅は限られるのではないか、との見方が多い。
ユーロは対円で小幅高、対ドルは小安い。
ユーロ円はドル円の上昇になびいた。
一方、対ドルでは米指標好転を受けてユーロは売りが強まる格好となった。
午前9時現在、1ユーロ=119円63~66銭(前日午後5時、119円37~40銭)、対ドルで1.2817~2820ドル(同1.2854~2856ドル)。

0 件のコメント:

コメントを投稿

ブログ アーカイブ