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2013年4月10日水曜日

円、99円前後〔ロンドン外為〕(9日)

【ロンドン時事】9日のロンドン外国為替市場の円相場は、急速な円安進行がひとまず一服し、利食いのドル売りが出る中、1ドル=99円前後でこう着した。
午後4時現在では98円95銭~99円05銭と、前日午後4時(98円85~95銭)比10銭の円安・ドル高。
市場の一部では、日銀の積極的な金融緩和表明後、あまりに急速に進んだ円安に対する警戒感も根強い。
ある市場関係者は、「いずれ1ドル=100円を付けると思うが、いったんは調整となろう。
ドルを売らされる局面が今後出てくるのではないか」と指摘。
別の邦銀筋は、「ロングポジションがたまっているので、まずはドルの下値を試す」との見通しを示した。
ユーロは底堅い。
対円では1ユーロ=129円25~35銭(前日午後4時は128円70~80銭)、対ドルでは1.3055~3065ドル(1.3010~3020ドル)。
ユーロは対ドルで、キプロス問題やイタリア情勢への懸念を背景に切り下げた水準を戻した格好。
前出の邦銀筋は、「ユーロ高ではなく、円を除けばドル全面安の展開だ」と語った。
他の欧州通貨では、英ポンドが1ポンド=1.5290~5300ドル(1.5275~5285ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9335~9345フラン(0.9345~9355フラン)。

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