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直近の決算発表予定

2012年12月3日月曜日

さくら投資顧問(12/3)

●相場概況 - 週末終値(前週末比)
 日経平均     9446.01(+79.21)
 NYダウ     13025.58(+15.90)
 米ドル/円    82.46(+0.06)
 ユーロ/円    107.22(+0.33)
 ユーロ/米ドル  1.3002(+0.0029)
 米国債(10年) 1.612%(-0.078)
 米国債(30年) 2.804%(-0.024)
 WTI原油先物  88.91(+0.63)
 NY金      1712.70(-38.70)
今週の注目指標
●12/3(月)
10月小売売上高 [前月比](豪)9:30
前回 → +0.5%
11月PMI製造業(英)18:30
前回 → 47.5
11月ISM製造業景況指数(米)24:00
前回 → 51.7
●12/4(火)
RBAキャッシュターゲット(豪)12:30
前回 → 3.25%
11月PMI建設業(英)18:30
前回 → 50.9
加中銀政策金利発表(加)23:00
前回 → 1.00%
●12/5(水)
第3四半期GDP [前期比](豪)9:30
前回 → +0.6%
第3四半期GDP [前年比](豪)9:30
前回 → +3.7%
11月PMIサービス業(英)18:30
前回 → 50.6
10月小売売上高 [前月比](ユーロ)19:00
前回 → -0.2%
10月小売売上高 [前年比](ユーロ)19:00
前回 → -0.8%
11月ADP全国雇用者数(米)22:15
前回 → +15.8万人
11月ISM非製造業景況指数(米)24:00
前回 → 54.2
RBNZオフィシャル・キャッシュレート(NZ)29:00
前回 → 2.50%
●12/6(木)
11月新規雇用者数(豪)9:30
前回 → +1.07万人
11月失業率(豪)9:30
前回 → 5.4%
BOE政策金利発表(英)21:00
前回 → 0.50%
欧州中銀金融政策発表(ユーロ)21:45
前回 → 0.75%
新規失業保険申請件数(米)22:30
前回 → 39.3万件
●12/7(金)
10月貿易収支(豪)9:30
前回 → -14.56億AUD
10月鉱工業生産 [前月比](英)18:30
前回 → -1.7%
10月鉱工業生産 [前月比](独)20:00
前回 → -1.8%
11月非農業部門雇用者数(米)22:30
前回 → +17.1万人
11月失業率(米)22:30
前回 → 7.9%
11月雇用ネット変化(加)22:30
前回 → +0.18万人
11月失業率(加)22:30
前回 → 7.4%
12月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値(米)23:55
前回 → 82.7
今週の相場観 by.植木良太(FX専業トレーダー)

■ 今年も残り1ヶ月!
12月に入り、今年も残りあと僅かとなってきました。
この年末は、かなり気が抜けない相場が最後まで控えています。
まずは、16日の衆議院総選挙です。
ご存じのとおり、自民党総裁である安倍氏が次期首相になる
可能性が高いので、安倍氏による大胆な金融緩和や
日銀を巡る発言から円安が続いております。
その安倍発言も、徐々に新鮮味を失ってきましたが、
それでも円安傾向が強いのは事実です。
おそらく、円安基調を見越して、
下がったら買うという押し目買いになり、
買いのパワーがその都度貯まっているためでしょう。
下がったら買うことはトレンドに逆らわないので良いのですが、
少なくとも高値圏で買うことはやめましょう。
つまり、現在考えられる戦略は・・・
(1)高値圏からのショートに備える
(2)上昇トレンドから下がったら買う押し目買い
この2つになると思います。
最終的にはどちらかに大きく動くでしょう。
その時のために、どちらに動いても良いポジション取りや
細かなリスク管理をしっかりやることが大切です。
そして、今週は雇用統計など、
月初めの米国重要指標の発表もあります。
●12/3(月)
11月ISM製造業景況指数(米)24:00
前回 → 51.7
結果 →
●12/5(水)
11月ADP全国雇用者数(米)22:15
前回 → +15.8万人
11月ISM非製造業景況指数(米)24:00
前回 → 54.2
●12/6(木)
新規失業保険申請件数(米)22:30
前回 → 39.3万件
●12/7(金)
11月非農業部門雇用者数(米)22:30
前回 → +17.1万人
11月失業率(米)22:30
前回 → 7.9%
12月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値(米)23:55
前回 → 82.7
7日の米雇用統計はもちろんですが、
ISM製造業景況指数、ADP全国雇用者数、
ISM非製造業景況指数などすべて重要です。
米国の"財政の崖"問題などにより、
対円以外はドル売りの形となっております。
基本的には、雇用統計など米指標が良い結果となれば
ドルは買われますが、今回それほど買われるような気がしません。
対円に関しては、円売りとドル買いが
ぴったりハマったので円安になりやすいでしょう。
ただ、円高恐怖症により高値圏からさらに円安に動くのは
少し難しいかもしれませんが、仮に円安になった場合は
最低でも84円付近までは見ておかなければいけません。
USD/JPYに関しては、小幅にコツコツ
利食いをしていくのが良いかもしれませんね。
最後に、今年最後の金融政策会合に触れておきます。
RBAキャッシュターゲット(4日)
 ↓
加中銀政策金利発表(4日)
 ↓
RBNZオフィシャル・キャッシュレート(6日)
 ↓
BOE政策金利発表(6日)
 ↓
欧州中銀金融政策発表(6日)
利下げの可能性があるのは、
豪と英、場合によってはユーロです。
ただ、現在の円安にとっては、
その壁を押し返す程の材料とは言い難いでしょう。
金利政策の本番はむしろ、
FOMC政策金利発表と日銀金融政策決定会合です。
FOMC政策金利発表(11日)
 ↓
衆議院総選挙(16日)
 ↓
日銀金融政策決定会合(20日)
おそらくこの辺りが、今年最後の流れを
決めることになると思います。
先週の注目指標(結果)
●11/26(月)
10月貿易収支(NZ)30:45
前回 → -7.91億NZD (修正 -7.75億NZD)
結果 → -7.18億NZD
●11/27(火)
10月耐久財受注 [前月比](米)22:30
前回 → +9.9% (修正 +9.2%)
結果 → 0.0%
10月耐久財受注 [前月比:除輸送用機器](米)22:30
前回 → +2.0% (修正 +1.7%)
結果 → +1.5%
●11/28(水)
11月消費者物価指数・速報 [前月比](独)22:00
前回 → 0.0%
結果 → -0.1%
11月消費者物価指数・速報 [前年比](独)22:00
前回 → +2.0%
結果 → +1.9%
10月新築住宅販売件数(米)24:00
前回 → 38.9万件 (修正 36.9万件)
結果 → 36.8万件
米ベージュブック(米)28:00
(前回)
・米経済活動は12地区で緩やかに拡大している
・個人消費:横ばいから小幅に上向き
・製造業:幾分改善している
・住宅市場:回復、商業不動産市場はまちまち
・雇用情勢:ほぼ変わらず
(今回)
・個人消費:緩やかなペースで拡大
・多数の地区で「財政の崖」をめぐり不安表明化
・製造業:減速(7つの地区)
●11/29(木)
第3四半期民間設備投資(豪)9:30
前回 → +3.4%
結果 → +2.8%
11月失業者数(独)17:55
前回 → +2.0万人 (修正 +1.9万人)
結果 → +0.5万人
11月失業率(独)17:55
前回 → 6.9%
結果 → 6.9%
新規失業保険申請件数(米)22:30
前回 → 41.0万件 (修正 41.6万件)
結果 → 39.3万件
●11/30(金)
10月失業率(ユーロ)19:00
前回 → 11.6%
結果 → 11.7%
11月消費者物価指数・速報 [前年比](ユーロ)19:00
前回 → +2.5%
結果 → +2.2%
9月GDP [前月比](加)22:30
前回 → -0.1%
結果 → 0.0%
第3四半期GDP [前期比年率](加)22:30
前回 → +1.8% (修正 +1.7%)
結果 → +0.6%
11月シカゴ購買部協会景気指数(米)23:45
前回 → 49.9
結果 → 50.4
●以下は、11月金利政策の結果です。
RBAキャッシュターゲット(6日)・・・3.25%据え置き
 ↓
BOE政策金利発表(8日)・・・0.50%据え置き
 ↓
欧州中銀金融政策発表(8日)・・・0.75%据え置き
 ↓
日銀金融政策決定会合(20日)・・・0.00-0.10%据え置き

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