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2012年12月3日月曜日

3日続伸=9500円台を回復〔東京株式〕(3日前場)

【第1部】日経平均株価は前営業日比62円25銭高の9508円26銭、東証株価指数(TOPIX)は同3.50ポイント高の784.96と、ともに3営業日続伸した。
円安基調を受けた主力銘柄の上昇が指数を押し上げ、日経平均は約7カ月ぶりに9500円台を回復した。
ただ大台回復後は上値も重く、高値圏でのこう着状態に陥った。
出来高は9億8317万株(概算)。
▽過熱感強まり上値は重い
前週末のシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)での225先物12月きり清算値(円建てで9495円)にサヤ寄せする形で、日経平均株価は続伸して始まった。
前週末に発表された中国での景況感改善や円安基調を追い風に買いが継続し、4月27日以来ほぼ7カ月ぶりに9500円台回復を回復した。
ただ、大台を回復した後は上値の重さが目立ったのも確か。
日経平均のサイコロジカルラインは80%を超え、相場の過熱感が意識されやすい。
日経平均採用銘柄の株価純資産倍率(PBR)の1倍水準は約9500円に相当するため「割安感も後退している」(中堅証券)状況だ。
この日は、先物高につれ主力株も堅調な値動きだが、相場の主役は年初来高値更新銘柄が続出している建設株。
自民党が提唱する「国土強靱(きょうじん)化計画」が下支えだが、「中央自動車道のトンネル天井崩落の影響も少なからずある。
相場の質は良いとは言えない」(同)と、市場関係者からは冷めた声も上がっていた。

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