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2012年12月3日月曜日

円、82円台前半〔ロンドン外為〕(3日正午)

【ロンドン時事】週明け3日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、東京市場に続き円の買い戻しが優勢となり、1ドル=82円台前半で強含みに推移した。
正午現在は82円15~25銭と、前週末午後4時(82円40~50銭)比25銭の円高・ドル安。
特段の円買い材料は出ていないものの、これまでに積み上がった円売りポジションを解消する動きにじり高。
自民党の安倍晋三総裁が再び「無制限な金融緩和」などに言及したものの、市場では「安倍総裁の発言はほぼ織り込み済み」(邦銀筋)として反応は薄く、一時82円近辺まで上昇した。
もっとも81円台では戻り売り圧力も強く、上値も限定的。
週末に発表される米雇用統計や米国の財政問題もにらみながら、ややレンジ内相場の様相を見せた。
一方でユーロは、前週末の米格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスによる欧州安定機構(ESM)の格下げもほぼ消化し堅調。
ギリシャ政府が発表した国債買い戻し条件などを交換し、「リスク回避が後退した」(市場関係者)格好となった。
ユーロの対ドル相場は正午現在1ユーロ=1.3025~3035ドル(前週末午後4時は1.3000~3010ドル)。
対円では同107円05~15銭(107円20~30銭)。
他の欧州通貨はポンドが1ポンド=1.6045~6055ドル(1.6020~6030ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9250~9260フラン(0.9260~9270フラン)。

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