為替ニュース

直近の決算発表予定

2012年12月4日火曜日

円、82円台前半〔ロンドン外為〕(3日)

【ロンドン時事】週明け3日のロンドン外国為替市場の円相場は、手掛かり材料難の中、1ドル=82円台前半で強含みもみ合いとなった。
午後4時現在は82円25~35銭と、前週末午後4時(82円40~50銭)比15銭の円高・ドル安。
米国の「財政の崖」問題をめぐり神経質な地合いとなりつつも、今週は週末7日の米雇用統計など米欧の重要な経済指標の発表も多く、市場は全般に様子見。
当市場入りにかけてポジション調整に伴う円の買い戻しが優勢となったが上値は限定的で、午後に入り買い戻される行って来いの展開となった。
ただ市場からは「高水準に積み上がった円売りポジションがいつ解消されるのかがポイントになる」(邦銀筋)と、円安局面の修正を見込む声も聞かれた。
一方でユーロは、米格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスによる欧州安定機構(ESM)格下げを消化し、対円、対ドルともに堅調。
ギリシャ政府が欧州連合(EU)などによる融資再開条件である国債買い戻し策の詳細を発表し、ギリシャ問題改善への期待感から買い戻しが優勢だった。
ユーロの対ドル相場は午後4時現在1ユーロ=1.3065~3075ドル(前週末午後4時は1.3000~3010ドル)。
対円では同107円50~60銭(107円20~30銭)。
他の欧州通貨はポンドが1ポンド=1.6090~6100ドル(1.6020~6030ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9240~9250フラン(0.9260~9270フラン)。

0 件のコメント:

コメントを投稿

ブログ アーカイブ