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2012年12月4日火曜日

NY株、小幅高〔米株式〕(3日午前)

【ニューヨーク時事】週明け3日午前の米株式市場は、ギリシャ債務危機への警戒感が後退する中、低調な米製造業景況指数が嫌気され、小幅高となっている。
午前10時10分現在は、優良株で構成するダウ工業株30種平均が前週末終値比1.83ドル高の1万3027.41ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数が7.58ポイント高の3017.82。
ギリシャ公債管理機構(PDMA)は同日、欧州連合(EU)や国際通貨基金(IMF)と先に合意した融資再開条件の一環として、民間銀行などが保有するギリシャ国債を額面の3分の1程度で買い戻すと発表した。
これを受けて、欧州債務不安が和らぎ、欧州株価が上伸。
米株価にもつられて買われた。
また、11月のHSBC中国製造業景況指数(PMI)確定値が50.5と上方修正されたことも投資家心理の改善につながり、相場を支えている。
ただ、米サプライ管理協会(ISM)が発表した11月の米製造業景況指数は49.5と、市場予想(ロイター通信調べ)の51.3から下落し、景気の拡大と縮小の分岐点となる50を下回った。
このため米景気先行き懸念が強まり、株価の重しとなっている。
個別銘柄では、投資判断の上方修正が好感され、デルが7%超高と急伸している。
このほか、インテル、ヒューレッド・パッカード(HP)などのハイテク関連銘柄が堅調に推移。
メキシコ裁判所から、電話番号検索に絡んだ損害賠償訴訟で、27億ドル賠償支払いの仮決定を下されたヤフーは小幅安。

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