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2012年12月4日火曜日

ドル続落、82円台前半=海外の流れ引き継ぐ〔東京外為〕(4日午前9時)

4日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、前日の海外市場でやや売られた流れを受け継ぎ、1ドル=82円台前半で続落している。
午前9時現在、82円12~20銭と前日(午後5時現在、82円30~31銭)比18銭のドル安・円高。
前日の欧米市場では、ドル円は82円台前半で上値の重い展開が続いた。
スペインがユーロ諸国に銀行支援を要請するなどの支援材料があったが、一方で11月の米ISM製造業景況指数が49.5と悪化し、「景気先行きへの不透明感から売られがちになった」(FX業者)という。
東京市場の朝方は82円15~20銭前後で推移している。
市場関係者は「ドル円は前日から円売りポジションの巻き戻しが目立っており、週末の米雇用統計を控えて引き続き巻き戻しが出やすいのではないか」(大手邦銀)とし、ドル円はなお調整局面となるとの見方が多い。
自民党の安倍総裁の緩和発言も徐々に反応が乏しくなっており、「ドル円は下振れしやすい」(外資系金融機関)との声が聞かれる。
ユーロは対円、対ドルで小幅高。
スペインの銀行支援要請やギリシャの国債買い戻しなどを好感しているが、ユーロはこのところ堅調地合いとなっており、上げ幅は限られている。
1ユーロ=107円30~34銭(前日午後5時、107円27~29銭)、対ドルで1.3060~3068ドル(同1.3032~3033ドル)。

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