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2012年12月4日火曜日

NY株、59ドル安=景気不安で〔米株式〕(3日)☆差替

【ニューヨーク時事】週明け3日のニューヨーク株式市場は、米景気不安の高まりを受けて優良株で構成するダウ工業株30種平均が4営業日ぶりに反落し、前週末終値比59.98ドル安の1万2965.60ドルで終了した。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は続落し、8.04ポイント安の3002.20。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比5億2518万株減の6億5538万株。
取引序盤に発表された民間の景況感指数が景気の境目となる50を割り込んだことで、売りが優勢となった。
市場では「財政の崖」に対する懸念が影響したとみており、「来年以降に景気が落ち込むならば、企業は投資など前向きに考えられなくなる」(日系証券)と受け止められた。
市場は引き続き、崖をめぐる与野党協議の行方に注目している。
「年内にすべて合意するのは難しいかもしれない。
一部は年明けに持ち越しとなる可能性もある」(同)との指摘があった。
一方、中国の製造業景況指数が約1年ぶりの高水準となったほか、ギリシャ政府が大規模な国債の買い戻し計画を発表。
これらを好感して、株価は一時高い場面があった。
小売株には売りが目立った。
小売り世界最大手ウォルマート・ストアーズは0.9%安。
個別では、コンピューター大手デルが4.4%高。
一部証券会社が投資判断を「買い」に引き上げた。

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