【編集部から】
注目の日銀金融政策決定会合が22日終了し、株式相場は目先の大きなイベントを越 えた形になりました。サプライズはなかったものの、市場関係者の評価はおおむね良 好で、2014年以降も腰の入った金融緩和が続くことが確認できたことで、投資家に安 心感を与えたと思います。 次の注目ポイントは今週末から始まる企業の業績開示です。3月期決算企業は第3 四半期までの、12月期決算は前期の本決算を発表します。私が注目している企業が1 つあります。30日のキヤノンです。キヤノンは決算期が12月で、前期決算と同時に、 13年12月期(今期)の予想も開示するはずです。今期、キヤノンがどの程度の増益を 想定しているのか。これが3月期決算企業の来期業績を占う前哨戦になります。 経営者は円安の効果をどこまで折り込むのか。このあたりの感触がつかめると、ト ヨタ自動車などの来期決算への期待度がみえてきます。日経電子版マーケットでは、 この時期の限定記事である「注目の決算」を機動的に掲載するほか、経営者の肉声が 聞けると好評の「経営トーク」も連日、更新します。期待先行から実態経済へ。株式 相場は次のステップへ進みます。 (マーケット編集長 鈴木亮) ◆経営トーク http://mx.nikkei.com/?4_73632_4470_1
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