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2013年1月23日水曜日

円急伸、88円台後半=日銀政策に失望感〔NY外為〕(22日朝)

【ニューヨーク時事】連休明け22日午前のニューヨーク外国為替市場の円相場は、日銀の金融政策決定会合の内容に対する失望感から買い戻され、急伸した。
午前9時15分現在は、1ドル=88円90銭~89円00銭と前週末午後5時(90円05~15銭)比1円15銭の円高・ドル安。
日銀はこの日、金融政策決定会合で消費者物価の2%上昇を目指すインフレ目標を導入することを決めた。
さらに、2014年初めから無期限に国債などの金融資産を買い入れる新たな金融緩和策を決定。
ただ市場ではより即効性の高い金融緩和が期待されていたことから、「14年」という無期限買い入れの開始時期失望感が広がり、円相場は海外市場から買い戻しが優勢となった。
ニューヨーク市場に入っても、これまでの円安傾向に対する利益確定の動きもあり、円買いドル売り地合いが続いている。
一方ユーロは、ドイツで1月の景気期待指数が大幅に改善したことを受けて対ドルで買われた。
同時刻現在は1ユーロ=1.3315~3325ドル(前週末午後5時は1.3314~3324ドル)、対円では同118円45~55銭(同119円88~98銭)と弱含んでいる。

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