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2013年1月23日水曜日

NY株、3日続伸=決算警戒和らぐ〔米株式〕(22日)☆差替

【ニューヨーク時事】連休明け22日のニューヨーク株式相場は、企業決算に対する過度な警戒感が後退したことから買いが優勢となり、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比62.51ドル高の1万3712.21ドルと3営業日続伸、約5年1カ月ぶりの高値を更新して取引を終えた。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は同8.47ポイント高の3143.18だった。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比2億8606万株減の6億9737万株。
朝方発表された2012年10~12月期の決算は、化学大手デュポンや通信大手ベライゾン・コミュニケーションズの売上高が市場予想を上回ったほか、保険大手トラベラーズが保険料収入について強気の見方を示すなど、おおむね堅調な内容。
決算発表が本格化する前は、米債務問題に対する不透明感などを背景に警戒感が強かったが、発表済みの主要企業の決算では6割が市場予想を上回っている。
そのため、事前に懸念が特に強かったハイテクや金融関連を中心に割安感のある銘柄に買い戻しが入った。
また、債務問題をめぐっては、債務上限を暫定的に3カ月引き上げるという野党共和党が提出した法案について、ホワイトハウスが承認する方針を表明。
「来月にもデフォルト(債務不履行)に陥り、株式相場を下押しするリスクがひとまず先延ばしされた」(準大手証券)として買い安心感につながった。
ただ、この日は引け後にグーグルやIBMなどの決算発表が予定されているほか、翌日にはアップルの決算も控える。
これら注目企業の決算の内容次第で相場の流れが変わる可能性があるため、積極的な売買は手控えられた。
個別銘柄では、トラベラーズが2.2%の上昇。
デュポンが1.8%高だった。
一方、今年の利益見通しが市場の予想を下回った医薬品・健康関連用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソンが売られた。

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