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2013年1月23日水曜日

NY株、反落=企業業績懸念や上値警戒感で〔米株式〕(22日午前)

【ニューヨーク時事】連休明け22日午前のニューヨーク株式市場は、米企業業績懸念や上値警戒感から手控えムードが広がり反落している。
午前10時15分現在は、優良株で構成されるダウ工業30種平均が前週末終値16.90ドル安の1万3632.80ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数は10.45ポイント安の3124.26。
2012年10~12月期の米決算発表が本格化し、朝方公表されたデュポンの純利益は前年同期比70%減となった。
保険金支払いの拡大でトラベラーズの純利益は半減した一方、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は訴訟費用の減少を受けて大幅増益、米鉱業大手フリーポート・マクモランは16%増益と、業種によりまちまち。
この日引け後は、グーグル、インテル、IBM、アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ(AMD)などハイテク分野の企業決算を多数控えており、結果を見極めたいとの思惑から取引手控え感が強い。
加えて、ダウは前週末、米債務上限をめぐる懸念緩和を背景に上伸し07年12月以来約5年1カ月ぶりの高値で引けたため、上値警戒感が浮上。
積極的にポジションを傾ける動きは控えられているもよう。
米不動産業者協会(NAR)が発表した12年12月の米中古住宅販売件数は前月比1.0%減の494万戸と、市場予想(510万戸=ロイター通信調べ)を下回ったものの、株式の下げ幅は限られた。
個別銘柄では、J&Jが0.8%安で推移。
減益決算にもかかわらず、1株当たり営業利益が市場予想を上回ったトラベラーズは約3%高で推移している。
ハイテク銘柄は、インテル、AMD、グーグル、テキサス・インスツルメンツが安い半面、IBMは小じっかり。

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