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2013年1月23日水曜日

政府の景気判断、8カ月ぶり引き上げ 月例経済報告

政府が23日発表した1月の月例経済報告で、景気の現状について「弱い動きとなっているが、一部に下げ止まりの兆しもみられる」とし、前月よりも判断を引き上げた。
上方修正は昨年5月以来8カ月ぶり。

昨年9月にエコカー補助金が終わり、自動車の減産や買い控えが続いていたが、昨年11月ごろから持ち直し始めているという。
自動車の動きにつられて、全体の個人消費や生産も改善した。
また、安倍内閣の発足前後から続く円安・株高で、企業マインドも改善していることも、景気判断を引き上げる根拠になった。

一方、安倍内閣は「デフレ脱却」を最優先課題に挙げるが、消費者物価は「緩やかに下落している」と判断。
前月よりもデフレ傾向は深まっているとした。

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