為替ニュース

直近の決算発表予定

2013年5月20日月曜日

円、102円台後半〔NY外為〕(20日午前8時)

【ニューヨーク時事】週明け20日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、午前8時現在1ドル=102円51~61銭と前週末午後5時(103円19~29銭)比68銭の円高・ドル安で推移している。
一方ユーロは、同時刻現在1ユーロ=1.2858~2868ドル(前週末午後5時は1.2833~2843ドル)、対円では同131円87~97銭(同132円40~50銭)。

円、102円台後半〔ロンドン外為〕(20日正午)

【ロンドン時事】週明け20日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、特段の材料がない中、1ドル=102円台半ばから後半でこう着した。
正午現在では102円55~65銭と、前週末午後4時(102円95銭~103円05銭)比40銭の円高・ドル安。
ドル円は上値が重い一方、下値でも「外国為替証拠金取引(FX)や個人のドル買いが入る」(邦銀筋)展開で、上にも下にも動きづらい状況。
ドル円は今後、引き続き米経済および同国金利動向に左右されそうだ。
このため市場では、22日に予定されているバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言への関心が高まっている。
ユーロは対ドルでじり高。
正午現在は1ユーロ=1.2855~2865ドル(前週末午後4時は1.2820~2830ドル)。
対ドルでは小動きとなり、131円90銭~132円00銭(132円00~10銭)。
他の欧州通貨では、英ポンドが1ポンド=1.5195~5205ドル(1.5185~5195ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9680~9690フラン(0.9720~9730フラン)。

東京マーケット・サマリー(20日)

<外為市場>
ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>
午後5時現在 102.52/54 1.2862/66 131.87/91
NY午後5時 103.22/27 1.2835/38 132.45/49
午後5時のドル/円は、前週末のニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安・円高の102円半ば。
甘利明経済再生担当相が19日、円安のもたらす弊害に警戒感を示したことで、ドルは早朝に証拠金取引の損失確定売り等を巻き込んで102円ちょうどまで急落した。
ドルはすぐに反発したが、神経質な地合いは続いた。

<株式市場>
日経平均 15360.81円(222.69円高)
15245.80円─15381.74円
東証出来高 48億7023万株
東証売買代金 3兆5651億円
東京株式市場で日経平均は大幅続伸。
1万5300円台を回復し5年5カ月ぶりの高値圏で引けた。
円安を背景に主力輸出株が上昇したほか、エネルギー関連も買われた。
物色テーマに広がりが見られ、TOPIXとともに年初来高値を更新した。

東証1部騰落数は、値上がり1106銘柄に対し、値下がりが524銘柄、変わらずが83銘柄だった。

<短期金融市場> 17時15分現在
無担保コール翌日物金利 0.073%(速報ベース)
3カ月物国庫短期証券流通利回り ──
ユーロ円3カ月金利先物(12月限) 99.765(─0.005)
安値─高値 99.760─99.770
無担保コール翌日物の加重平均レートは速報で0.073%と前週末(0.072%)から強含んだ。
国債発行要因で朝方は金融機関から資金調達意欲がしっかりと示される場面もあったが、調達一巡後は落ち着いた展開。
0.065─0.075%を中心に取引された。
ユーロ円3カ月金利先物は債券安を受けて売り優勢。

日銀が午後に実施した共通担保資金供給(全店、固定金利方式)オペ(5月22日─6月24日)は、応札額は3270億円と入札予定額8000億円に届かず、札割れした。
1カ月物の札割れは7回連続。

<円債市場>
10年国債先物中心限月・6月限(東証) 142.12(─0.57)
安値─高値 141.74─142.50
10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 0.845%(+0.045)
安値─高値 0.875─0.820%
国債先物中心限月6月限は前営業日比57銭安の142円12銭と大幅反落で引けた。
前週末の海外市場で米債が売られた流れを受けて売りが先行。
日経平均が200円を超す値上がりとなるなど株価上昇も国債先物の売りを誘った。
寄付直後は下げ渋る場面もあったが、日銀が国債買い入れを見送ったことに加えて、内閣府幹部の話として日銀の黒田東彦総裁が20日の月例経済報告等に関する関係閣僚会議で経済・物価の先行き見通しの改善で金利が徐々に上昇していくのは当然、などと述べたことが伝えられると、国債先物は先物6月限は一時141円74銭まで急落。
現物市場では中長期ゾーンを中心に短期筋の売りが出た。
10年最長期国債利回り(長期金利)は一時前日比7.5bp高い0.875%に上昇したが、引けにかけて買い戻しが入り、0.845%で引けた。

<クレジット市場>
政保債(地方公)10年2.0─2.5bp 銀行債(みずほ)5年 12─13bp
地方債(都債) 10年2.5─3.0bp 電力債(東電) 5年280─300bp
クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、指標のiTraxxJapanシリーズ19はタイト化に傾いた。
気配は76─78.5ベーシスポイント(bp)と、前週末の引け(79bp)よりやや低い水準で推移。
欧米CDS指数に連動してタイト化優勢の流れとなったが、基本的には調整地合いが続いているうえ、週明けで動きにくさもあり、株高という材料には大きな反応を示さなかったという。

<スワップ市場>
スワップ金利(16時26分現在の気配)
2年物 0.32%─0.22%
3年物 0.40%─0.30%
4年物 0.49%─0.39%
5年物 0.59%─0.49%
7年物 0.79%─0.69%
10年物 1.05%─0.95%
[東京 20日 ロイター]

日経ニュース・夕版(5/20)

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日経ニュース・昼版(5/20)

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証券ディーラー「プロの視点」(5/20)

■■ 〜 明日の株新聞 〜 ■■外部要因進展とともに買い優勢の展開となった本日の株式相場ですが、株価指数の新値追いで中核銘柄の活躍が見られた一方で材料性やテーマ性に着目したディーリング志向も強まるなど、相変わらず市場参加者の物色意欲の高い状況。
新興市場でも循環物色が確認されており、新興株価指数も堅調な値動きとなっています。

日経平均株価は続伸。
直近高値レベルを上抜き、節目15300円に乗せてきました。
ここ連日の大台15000円攻防から上放れを果たしています。

ローソク足も連日の陽線示現。
前営業日にも話題視された安倍首相の成長戦略「第2弾」に絡んだ政策関連テーマも出尽くし売りが目立たず、連日で賑わいを見せるなど、外部要因だけでなく、市場参加者の物色意欲の高さも相場を押し上げた要因ではないでしょうか。

さて、前営業日配信版では「選別物色が続く 実態面の分析は欠かさずに!」と題していました。

本日でも業種別株価指数騰落では、主力業種の輸送用機器、機械、電気機器などが堅調だった半面、長期金利上昇も見られた銀行業は厳しい展開に。
決算シーズン後の「選別物色」は色濃くなってきています。

先週の火曜日に販売を締め切り、配信を行った厳選5銘柄付き市況分析レポート「アナリストが大抜擢! 決算発表で解った【本当の好業績株!】」の提供銘柄では、海洋資源関連のテーマ性も備える日本海洋掘削<1606>がレポートの目標株価でもある10%上昇率を達成。
すでに返金条件クリアを果たしたクルーズ<2138>に続く2銘柄目の目標株価達成となっていますが、同社株も先月26日の増額修正から、今月9日の決算開示を経ても実態評価が継続しており、本日はストップ高で取引を終えました。

また、前営業日の当欄で会員情報の目標株価達成を紹介していたオークファン<3674>が連騰。
一気に上場来高値を更新し、ストップ高まで上昇するなど、日本海洋掘削<1606>など政策関連テーマ、オークファン<3674>など直近IPOとしてのディーリング対象においても好業績株が選好される流れは続いています。

このまま開示業績を見直しながら、資金シフトの対象となる「業績のより良い銘柄」を見極めていくスタンスが中心となりますが、日経平均株価が大台値固めを果たしたことで、少しずつ値ごろ妙味のある銘柄も物色対象となってくるところ。
業種別株価指数騰落でも、決して業績の良いわけではない海運業が見直されてきており、そろそろ資金循環を捉える準備を整えておきましょう。
■■ 〜 今日の東京市場から 〜 ■■昨晩の米国市場は反発。
経済指標を好感した買いが景気敏感株を中心に入っています。

4月のコンファレンス・ボード景気先行指標総合指数は前月比で0.6%上昇となり、市場予想の0.2%上昇を上回る結果に。
また、5月のミシガン大学消費者信頼感指数は83.7ポイントと、前月の76.4ポイント、市場予想の77.9ポイントを上回り、良好な経済指標を好感した買いが入りました。

ダウ構成銘柄では、上昇率上位にJPモルガン、ボーイング、マイクロソフト、ユナイテッドテクノロジーズ、IBMらが並び、ファイザー、メルク、ウォルマートらが下落したものの、1%未満の下げにとどまっています。

ダウ平均株価は、前営業日比121.18ドル高の15,354.40ドル。
ナスダック総合指数は33.72ポイント高の3,498.97ポイントで取引を終えました。

為替相場では、良好な米経済指標がドル買い材料となったものの、週末に甘利再生相の為替相場の水準に対する発言を受けて円買いも入っており、週明けの東京時間帯早朝では、1ドル102円台後半、1ユーロ131円台後半の円安水準で取引されています。

東京株式市場では、米国市場上昇、為替相場の円安推移を好感した買いが先行。
日経平均株価は15260円の続伸スタートに。

寄り付き後は、為替相場で円買いが見られているものの、豪ドル上昇を確認。
日経平均株価は利益確定売りをこなしてジリ高商状となり、節目15300円に乗せてきました。

昼休みを挟んだ後場も買い優勢の流れに。
日経平均株価は15300円台後半まで買い進まれるなど一段高となったものの、利益確定売りが上値を抑えています。

日経平均株価終値は、222.69円高の15,360.81円。
東証1部の売買代金は概算で3兆5651億円。
東証1部の売買高は概算で48億7023万株。
値上がり銘柄は1106(64%)に対し値下がりは524(30%)、変わらずは83(4%)となりました。
■■ 〜 本日の注目相場 〜 ■■外部要因進展による指数続伸でトヨタ<7203>、ソニー<6758>の国際優良株が好調。
値動きの良いマツダ<7261>、三菱自動車<7211>、証券業の野村ホールディングス<8604>、日経平均株価構成比率上位のソフトバンク<9984>も買い進まれています。

全市場の売買代金上位には、前営業日に続いて東京電力<9501>が進出。
材料性や観測報道を手掛かりとした物色を集めたほか、一部報道でシャープ<6753>、低位金融のアイフル<8515>、オリコ<8585>なども好調に推移しました。

また、政策テーマ関連も強く、原発関連の日立<6501>、東芝<6502>、日本製鋼所<5631>、海洋資源関連の日本海洋掘削<1606>、再生エネルギー関連のサニックス<4651>なども好調に推移しています。

セクターでは、所属全銘柄が上昇した海運が業種別株価指数騰落の値上がり率最上位に進出。
東京電力<9501>、関西電力<9503>の電気ガス、新日鐵住金<5401>、JFEホールディングス<5411>の鉄鋼も続きました。

また、JXホールディングス<65020>、出光興産<5019>の石油製品、所属全銘柄が上昇した鉱業、三井金属<5706>、東邦亜鉛<5707>の非鉄など、素材系業種の物色が目立っています。

一方、長期金利上昇で三井不動産<8801>、三菱地所<8802>の不動産業が安く、値下がり率業種別株価指数騰落の値下がり率最上位に。
アステラス製薬<4503>、第一三共<4568>の医薬品、日本航空<9201>、ANAホールディングス<9202>の空運なども売られました。

個別では、格上げの昭和シェル<5002>、大成建設<1801>、決算銘柄のノーリツ鋼機<7744>、目標株価引き上げのJT<2914>、日本触媒<4114>などが材料物色を集めています。

新興市場では、全市場の売買代金上位にも進出したガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>には売り買いが交錯。
タカラバイオ<4974>、メディネット<2370>、デ・ウエスタン<7774>のバイオ関連、オルトプラス<3672>、オークファン<3674>、オイシックス<3182>など直近IPOも賑わいました。

日経平均終値、1万5300円上回る 5年5カ月ぶり

20日の東京株式市場は、日経平均株価が前週末の終値より222円69銭(1・47%)値上がりし、1万5360円81銭で取引を終えた。
終値で1万5300円を上回るのは、2007年12月末以来5年5カ月ぶり。
東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は、同16・27ポイント(1・30%)高い1269・51。
出来高は48億7千万株だった。

景気判断、2カ月ぶり上方修正 5月の月例経済報告

【末崎毅】政府は20日、5月の月例経済報告を公表した。
いまの景気については「緩やかに持ち直している」とし、「一部に弱さが残る」などとしていたこれまでの判断を、2カ月ぶりに上向きに修正した。
物価が下がり続ける「デフレ」についても、「一部に変化の兆しもみられる」とした。

景気判断を上方修正したのは、日本銀行の大規模な金融緩和によって円安ドル高が進み、輸出産業が追い風を受けているためだ。
自動車を中心に米国や中東向け輸出が好調だ。
生産も、化学や電子部品など幅広い業種で持ち直し、企業の2013年3月期決算では増益が相次いでいる。

海外では、主要な貿易相手の中国の景気について、生産の伸び悩みなどから、「拡大テンポは依然緩やかになっている」とし、懸念が残った。
世界の景気の先行きについても、欧州の債務危機が下ぶれリスクとしてあがっている。

日経平均、一時1万5300円台 5年5カ月ぶり

20日の東京株式市場は、日経平均株価が一時、前週末の終値より210円を超えて値上がりし、1万5300円台を回復した。
取引時間中に1万5300円を上回るのは、2007年12月末以来5年5カ月ぶり。

午前の終値は、前週末より208円89銭(1・38%)高い1万5347円01銭。

15日に1万5000円を突破したが、その後も海外投資家を中心に買い意欲が衰えていない。
前週末の米国市場が上昇したのにくわえ、円安が追い風となり、業績の改善が見込める自動車を中心に輸出関連企業が大きく値上がりしている。

日経ニュース・朝版(5/20)

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みんなの外為 !今日の重要経済指標(5/20)

   
予想(コンセンサス) :
   
ユーザー予想    :
上昇 46% 下落 54%
   
関連指標の動向   :
上昇19% 下落69%
   
過去12回の米ドル/円平均変動幅
上昇時高値幅:2.0pips
上昇時平均幅:1.0pips
下落時平均幅:-5.0pips
下落時安値幅:-7.0pips
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日経平均、5年5カ月ぶり1万5200円台

20日の東京株式市場は、日経平均株価が前週末の終値よりも120円を超えて値上がりし、1万5260円61銭で取引が始まった。
取引時間中に1万5200円台をつけるのは5年5カ月ぶり。
前週末の米国市場が上昇したのにくわえ、円相場で1ドル=102円台後半まで円安が進んでいるのを好感している。

2013年5月19日日曜日

日経ニュース・朝版(5/19)

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2013年5月18日土曜日

<NY市況>株の最高値更新 円安一時103.32円

【ワシントン平地修】週末17日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、米経済の回復期待を受けて大幅に反発し、前日終値比121.18ドル高の1万5354.40ドルと2日ぶりに史上最高値を更新した。
ハイテク銘柄主体のナスダック総合指数は、33.73ポイント高の3498.97で取引を終えた。

同日朝発表された米国の消費者の景況感を示す指標が市場の予想を大幅に上回ったことなどを好感。
一時は減速が懸念された米経済への先行き期待が高まった。

ニューヨーク外国為替市場では、これを受けて円売り・ドル買いが加速し、円相場は一時1ドル=103円32銭まで値を下げ、4年7カ月ぶりの安値となった。
同日午後5時現在は前日比1円01銭円安・ドル高の1ドル=103円19~29銭。
米経済の回復で米連邦準備制度理事会(FRB)が早期に金融緩和策を縮小するとの見方も出ており、金利上昇観測が円売り・ドル買いにつながっている。

証券ディーラー「プロの視点」(5/18)

日経平均株価の急騰とマザーズ指数の大暴落!株式市場に一体何が・・・?日経平均株価の上昇が続いています。
今月14日には前日比+337.61円と急騰し2007年12月28日以来、約5年4カ月ぶりに1万5000円台を付けました。
ニュースでも連日株価の上昇が伝えられ、1万5000円の節目到達も大きく報じられていました。

一方、ほとんど報じられていませんが、実はこの日のマザーズ指数は8.2%安と大暴落しています。
1日の下げ幅としては約6年10か月ぶりの大きさです。
さらに、ジャスダック市場の主力銘柄で構成する、JASDAQ
株式市場の転換日は、やはり日銀の異次元緩和だった!循環物色というのは、上昇した銘柄を売って得た資金を出遅れた銘柄に振り分けて、今度はその銘柄が上昇して得た利益でまた別の銘柄へと資金を振り分けていく投資行為です。

アベノミクスに端を発した昨年末からの上昇では、確かに循環物色が効いた相場でした。
全体相場が上昇基調を継続する中で、相場をけん引するセクターや銘柄が順番に現れていたからです。

しかし、直近の値動きを見る限りでは、この動きは継続しているとは考えにくいのではないでしょうか。
どういうことかというと、足元の相場で大型株を買っている投資家と、新興・小型株を買っている投資家は全く別であり、株式市場内での資金は循環していないのではないか、ということです。

では、いつからこの動きになったのかとチャートを振り返ってみると、やはり4月4日の日銀金融政策決定会合で発表された異次元緩和が転機であることが見えてきます。

以下は、株式市場が上昇に転じた昨年11月15日以降の日経平均株価とマザーズ指数の相対チャートです。

日経平均株価・マザーズ指数:相対チャート(緑色がマザーズ指数、青色が日経平均)
2012年11月15日〜2013年5月17日http://www.kabutomato.jp/lp/images/130517/nikkeiheikin-mothers_chart.html
この2つのチャートを見比べると、4月4日の異次元緩和発表以降、相場の動きが変化していることが分かります。
債券売り・株式買いの活発化が相場の乱高下を誘発しているでは、足元の上昇を演出している日銀はどのようなスタンスなのでしょうか。

先週末11日にロンドンで開催された、先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)終了後に行われた会見で、麻生財務相と黒田日銀総裁は、「量的・質的金融緩和」における以下の3つの効果について言及しています。

(1)長めの金利や資産価格のプレミアムに働きかける効果
(2)民間金融機関に対しリスク資産運用や貸出の増加を促す  「ポートフォリオ・リバランス効果」
(3)市場や経済主体の期待を抜本的に転換させる効果
この内、黒田総裁は2番目の「ポートフォリオ・リバランス効果」について、「国債から他の資産へあるいは貸出へシフトすることが考えられ、それは既に起こっている」と発言しました。

では、実際に日本の長期国債利回り(10年国債利回り)をみてみましょう。

10年国債利回り(1年)http://www.kabutomato.jp/lp/images/130517/nikkeiheikin-mothers_chart.html
10年国債利回り(20営業日)http://www.kabutomato.jp/lp/images/130517/tyokikinri_1year_chart.html
ちょうど最低金利となっている部分が異次元緩和を発表した4月4日です。
黒田総裁の発言の通り、この日を境に長期金利は上昇に転じていることがわかります。

長期金利が上昇するということは、価格は下落しているということですから、異次元緩和から債券売り・株式買いの動きが始まったということになります。

一方、11日のG7後の会見で黒田総裁は「日銀は、年間50兆円のペースで国債の保有残高を増やしていくわけで、長期金利が跳ねるようなことは予想していない」と発言しました。

しかし、先ほどのチャートを見てみると、現実に長期金利はその後急騰しています。
つまり、ここから懸念される事柄としては、日銀はマーケットを適切にコントロールできていないのではないか、ということです。

もちろん、株価や為替、金利はマーケットが決めるものであり、中央銀行が決定するべきものではありません。
ただ、方向性を定めることができないようであれば、異次元緩和の正当性に対して懐疑的な見方が強まってくる可能性はあるでしょう。

日経ニュース・朝版(5/18)

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欧州株式市場サマリー(17日)

(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 6723.06(+35.26)
前営業日終値 6687.80(‐5.75)
クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 8398.00(+28.13)
前営業日終値 8369.87(+7.45)
CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 4001.27(+22.20)
前営業日終値 3979.07(‐3.16)
<ロンドン株式市場> 反発。
指数は5年半ぶり高値圏で取引された。
銀行株が堅調となった。

FT100種総合株価指数<.FTSE>は35.26ポイント(0.53%)高の6723.06。
2008年10月につけた終値ベースでの高値までわずか0.1%に迫った。
週間では4週連続で値上がりした。

オプションの期日を迎えるなか、全般的に値が振れやすい展開となった。

銀行株が上昇し指数全体を押し上げた。
UBSが判断を強めたことに加え、ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>やロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>の値上がりが寄与した。

ロイズは3.2%高の62.84ペンス。
英政府が205億ポンド(310億ドル)の救済を行った際の株価損益分岐点とされる61.2ペンスを上回ったことが好感された。
RBSは5.7%上昇した。

こうしたなか、ゴールドマンは食品・飲料をアンダーウエートに、個人・家計をニュートラルに引き下げ、関連株がさえない動きとなった。

<欧州株式市場> 上昇し、主要株価指数は5年ぶり高値で引けた。
4月の好調な欧州自動車販売を受けて自動車株が買われたほか、予想を上回る米経済指標を好感し午後に入り上げ幅を拡大した。

FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>終値は2.73ポイント(0.22%)高の1248.18。
景気敏感株がけん引役となり、5年ぶり高値で終えた。
週足では1.3%高。

DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は11.29ポイント(0.40%)高の2817.99。

4月の欧州自動車販売は前年比1.8%増の108万台と、およそ1年半ぶりに増加に転じた。
自動車株<.SXAP>は2.9%高。
仏大手タイヤメーカーのミシュラン <MICP.PA>も4月販売が増加したことを明らかにした。

自動車株が他の景気敏感株も押し上げ、銀行株<.SX7P>、小売り株<.SXRP>はそれぞれ1.5%、0.9%上昇した。

半面、ディフェンシブ銘柄のヘルスケア<.SXDP>は0.5%、食品・飲料<.SX3P>は0.6%それぞれ下落した。

仏カルミニャック社の投資委員、ディディエ・サン・ジョルジュ氏は「単に流動性相場というわけではない。
米経済の回復は本物だ」と指摘、「引き続き株式市場に対する強気姿勢を維持している。
この株高が不合理だとは思わない」と述べた。

[東京 18日 ロイター]

NYダウ、1万5300ドル台=米指標改善で再び最高値〔米株式〕(17日)

【ニューヨーク時事】週末17日のニューヨーク株式相場は、米経済指標の改善を受けて反発、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比121.18ドル高の1万5354.40ドルと、15日に付けた史上最高値を再び更新して終了した。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は同33.73ポイント高の3498.97で終わった。

<NY円>一時103円台に下落

【ワシントン平地修】週末17日のニューヨーク外国為替市場は、米経済の回復期待を背景に円売り・ドル買いが進み、円相場は一時1ドル=103円13銭まで急落した。
1ドル=103円台を付けたのは2008年10月以来で、約4年7カ月ぶりの円安・ドル高水準。

円相場は今月9日にニューヨーク市場で1ドル=100円の大台まで下落。
その後、円売り・ドル買いが加速し、17日に1ドル=103円台を付け、約1週間で約3円円安が進んだ。

市場では、米景気回復期待から「米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和策の縮小に動く」との見方も広がっている。
このため、日米金利差拡大を意識した円売り・ドル買いの動きも強まっており、「当面、1ドル=105~110円まで円安が進む可能性がある」(米投資会社)との声もある。

円、103円台に下落=4年7カ月ぶり〔NY外為〕(17日午前10時10分)

【ニューヨーク時事】週末17日午前のニューヨーク外国為替市場の円相場は、堅調な米経済指標を受けて、2008年10月以来4年7カ月ぶりに1ドル=103円台に下落した。
午前10時10分現在は102円90銭~103円00銭で前日午後5時(102円18~28銭)比72銭の円安・ドル高。
米サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁は前日、雇用の改善次第で今夏にも連邦準備制度委員会(FRB)による資産購入を縮小する可能性に言及。
これを受けて、円売り・ドル買いが活発化し、海外市場でも円は弱含みで推移した。
ニューヨーク市場に入ってからも、円相場は102円台半ばで小動きに推移した。
しかし、その後ロイター・米ミシガン大学が発表した5月の消費者景況感指数(暫定値)は83.7と、前月から上昇し、市場予想(ロイター通信調べ)の78.0を上回る堅調な内容。
また、米民間有力調査会社コンファレンス・ボードが発表した4月の米景気先行指標総合指数は前月比0.6%上昇し、市場予想(0.2%上昇)を上回ったほか、2カ月ぶりに上昇に転じた。
一連の良好な米経済指標を受けて、ドル買いが加速。
円相場は一時、1ドル=103円12銭まで落ち込んだ。
ユーロは、同時刻現在同1.2820~2830ドル(前日午後5時は1.2875~2885ドル)、対円では同131円90~132円00銭(同131円62~72銭)。

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