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2013年1月8日火曜日

ドル続落、87円台前半=調整売り強まる〔東京外為〕(8日午前9時)

8日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、ポジション調整的な売りが優勢となり、1ドル=87円台に続落している。
午前9時現在、87円26~27銭と前日(午後5時、87円76~77銭)比50銭のドル安・円高。
前日の欧米市場では、ドル円は87円台後半を中心としたレンジ取引となった。
米債券・株式も総じて様子見となり、ドル円も手掛かりを欠いた。
「一部のリポートがECBの緩和が遠のいた、との見通しを示した」(大手邦銀)ため、ユーロは買い戻しが強まったが、ドル円への影響は限られた。
東京市場の早朝は87円60銭前後で取引され、その後の調整的な売りに87円50銭を割り込んだことから87円台前半に水準を切り下げた。
市場関係者は「年末年始のドル円の上げ足が速かったため、その反動としてのスピード調整の色彩が強まっている」(FX業者)との見方を示している。
ドル円は調整的な売りが強まっているものの、「引き続き円の先安観は根強く、下値では輸入企業の買いも見込まれる」(別の大手邦銀)とされ、87円台は維持するとの見方が多い。
ユーロは前日の海外市場では買いが強まったが、その後は対円では高値から水準を下げている。
一方、対ドルでは引き続き堅調。
午前9時現在、1ユーロ=114円51~54銭(前日午後5時、114円38~41銭)、対ドルで1.3122~3124ドル(同1.3033~3037ドル)。

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