為替ニュース

直近の決算発表予定

2013年1月8日火曜日

NY株、反落=企業決算前に利益確定〔米株式〕(7日)☆差替

【ニューヨーク時事】週明け7日のニューヨーク株式相場は、米企業決算の発表が本格化するのを前に利益を確定する動きが強まり反落した。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比50.92ドル安の1万3384.29ドルで終わった。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は同2.85ポイント安の3098.81で終了した。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比2532万株減の6億2479万株。
今週は8日のアルミ大手アルコアから米企業の2012年10~12月期決算発表が本格的にスタートする。
米株式相場は年末年始を挟んだ前週、「財政の崖」協議がいったん決着したことを受けてダウ平均が500ドル近く上昇するなど急伸したため、決算が本格化するのを前にひとまず利益を確定する動きが広がった。
市場関係者からは、決算に関し「今年前半の企業業績にはさほど高い期待はないため、見通しよりも実績に株価が反応する可能性がある」(準大手証券)との指摘が聞かれた。
米連邦債務上限の引き上げ問題については、上限に達するまで約2カ月程度とされており、「株式市場が進捗(しんちょく)状況を意識するまでまだ時間がある」(同)という。
個別銘柄では、米ボストンの空港で日本航空が運航する最新鋭中型旅客機「787」に火災が発生したボーイングが2.0%下落。
アルコアは1.7%安。
不適切な住宅差し押さえ手続きをめぐって連邦準備制度理事会(FRB)など米当局と和解した米銀大手はウェルズ・ファーゴが0.5%安、JPモルガン・チェースが0.1%高などまちまち。
フェイスブックは2.3%上昇し、約5カ月半ぶりに29ドル台で終了した。

0 件のコメント:

コメントを投稿

ブログ アーカイブ