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2013年3月8日金曜日

円、94円台後半〔ロンドン外為〕(7日)

【ロンドン時事】7日のロンドン外国為替市場の円相場は、米国債利回り上昇などを背景に下落し、1ドル=94円台後半となった。
午後4時現在では94円60~70銭と、前日午後4時(93円50~60銭)比1円10銭の円安・ドル高。
このところ米経済指標が強く、米株高も進む中、円売り・ドル買いが進行した。
またリスク選好の強まりから、クロス円も上昇し、円安を後押しした。
ただ、節目となる95円前後ではドルの上値が重いとの見方が根強い。
ある邦銀筋は、「95円を抜けて買い進むには材料が乏しい。
一度利益確定の円買い・ドル売りが出るのではないか」との見方を示した。
ユーロは堅調。
ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の理事会後記者会見を受けて買われた。
同総裁は特段のユーロ買い材料を発言したわけではないが、「もう少し景気重視のハト的な姿勢で来るかと思ったが、そうでもなかった」(前出の邦銀筋)ことから、空売りの買い戻しが入った。
ユーロは対円では1ユーロ=123円80~90銭(前日午後4時は121円50~60銭)、対ドルは1.3075~3085ドル(1.2995~3005ドル)。
他の欧州通貨では、英ポンドが1ポンド=1.5045~5055ドル(1.5050~5060ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9440~9450フラン(0.9460~9470フラン)。

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