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2012年9月26日水曜日

欧州株式市場サマリー(25日)


(カッコ内は前営業日比)



FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>



終値 5859.71(+20.87)



前営業日終値 5838.84(‐13.78)



クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>



終値 7425.11(+11.95)



前営業日終値 7413.16(‐38.46)



CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>



終値 3513.81(+16.59)



前営業日終値 3497.22(‐33.50)



<ロンドン株式市場> 反発して終了した。
米経済統計が好調だったことで、世界的な景気回復に対する懸念が和らぎ、エネルギー株を中心に買いが入った。


FT100種総合株価指数<.FTSE>は20.87ポイント(0.36%)高の5859.71で取引を終えた。


ハーグリーブス・ランズダウン証券の英株式責任者、リチャード・ハンター氏は、「英国内の企業動向も経済状況も市場の動意にならなかったことから、米株式市場の寄付き前まで、FT100指数は神経質な動きを示していた。
(米国の)好調な経済指標がカンフル剤としての役割を果たした」と述べた。


北海ブレント先物が1.1%上昇したことを受け、エネルギー株に買いが入り、エネルギー指数<.FTNMX0530>は0.5%高となった。


一方、銀行株<.FTNMX8350>は下落。
スタンダード・チャータード(スタンチャート)<STAN.L>は、シンガポールの政府系投資会社テマセク・ホールディングス<TEM.UL>が保有するスタンチャート株18%を売却する可能性があるとの観測が再浮上したことで売られ、1.6%安で引けた。


鉱山株<.FTNMX177>も下落。
中国からの需要が減少するとの懸念から金属価格が下落したことで売られた。


商品取引大手グレンコア・インターナショナル<GLEN.L>が鉱山大手エクストラータ<XTA.L>に提示している買収案について、エクストラータの回答期限が10月1日まで延長されたことが嫌気され、エクストラータは2.0%安、グレンコアは2.1%安で取引を終えた。


欧州航空大手エアバスの親会社EADS<EAD.PA>との経営統合を検討している英防衛大手BAEシステムズ<BAES.L>は1.9%安。
仏独政府の抵抗を和らげるために、EADSの株主に有利な条件を検討しているとの話が伝わったことが売りにつながった。
パリ証券取引所上場のEADS株は0.8%上昇している。


<欧州株式市場> 反発した。
第3・四半期を控えて持続可能な成長の兆しを投資家が求める中、好調な米指標で地合いが改善した。


FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は4.03ポイント(0.36%)高の1119.79。


DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は10.59ポイント(0.41%)高の2568.48。


7月の米20都市圏住宅価格指数が6カ月連続で上昇し、9月の米消費者信頼感指数が7カ月ぶり高水準に改善したことを背景に上昇した。


今夏、相場を押し上げた銀行株<.SX7P>が再び上昇した。


独製糖企業のズートツッカー<SZUG.DE>は3.4%高。
好調な砂糖やエタノール事業を受けて、事業見通しを引き上げたことを好感した。


食料・飲料株<.SX3P> は0.8%高。


世界第2位のトラックメーカー、スウェーデンのボルボ<VOLVb.ST>は4.2%高と大きく上昇した。
収益向上計画を好感した。


[東京 26日 ロイター]

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