為替ニュース

直近の決算発表予定

2012年9月26日水曜日

東京マーケット・サマリー(26日)


<外為市場>



ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>



午後5時現在 77.69/71 1.2874/78 100.00/07



NY午後5時 77.80/82 1.2902/05 100.33/38



午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べてややドル安の77円後半。
自民党新総裁に安倍晋三元首相が選出されたが、反応は限定的。
一方、ヘッジファンドの売りでユーロ/ドルが下落し、ユーロ/円は株安も手伝って100円割れとなった。


<株式市場>



日経平均 8906.70円(184.84円安)



8894.02円─8971.75円



東証出来高 14億6328万株



東証売買代金 1兆0088億円



東京株式市場で日経平均は反落。
心理的節目の9000円を13日以来約2週間ぶりに下回って引けた。
9月中間期末の権利落ち日となったことに加え、前日の米国株続落や円高警戒感のほか、日本の自動車メーカーが中国で相次ぎ減産するなど中国リスクを嫌気した。
ハイテクなど主力輸出株が下げたほか、商社、海運、銀行も軟調となり、日経平均は配当落ち分(75円程度)を超える下落幅となった。


東証1部騰落数は、値上がり434銘柄に対し、値下がりが1103銘柄、変わらずが119銘柄だった。


<短期金融市場> 17時09分現在



無担保コール翌日物金利 0.081%(速報ベース)



3カ月物国庫短期証券流通利回り ──



ユーロ円3カ月金利先物(13年6月限) 99.720(+0.005)



安値─高値 99.715─99.725



無担保コール翌日物は0.075─0.08%中心で取引された。
主な取り手は地銀や信託、証券など。
当座預金残高が過去最高規模に膨らむ中、資金需要は限定的で、調達一巡後は0.07%付近に弱含んだ。
レポ(現金担保付債券貸借取引)GCレートは、0.10%付近と横ばい。


ユーロ円3カ月金利先物は債券高を受けてしっかりする場面があった。


<円債市場>



10年国債先物中心限月・12月限(東証) 144.10(+0.14)



安値─高値 144.02─144.12



10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 0.780%(─0.015)



安値─高値 0.785─0.780%



国債先物は続伸。
前日の米債高を受けて買いが先行。
日経平均が9000円を割り込んで下げ幅を広げたことで買い戻しが優勢となった。
先物12月限は一時144円12銭と9月6日以来約3週ぶりの高値を付けた。
後場は、買いが一巡すると短期筋からの戻り売りも出て上値が重くなった。
現物債もしっかり。
長期から超長期ゾーンにかけて強含み。
利回りは9月上旬の水準にまで低下した。
一部の銀行勢や保険会社の年限長期化に伴う買いが入ったとの観測が出ていた。
ただ、期内最終受け渡しなどの理由から、活発な市場参加者の動きはみられなかった。


自民党は26日の総裁選挙で、安倍晋三元首相を新総裁に選出した。
安倍氏は名目成長率を上げることなどを掲げているため、長期的には株高、円債のイールドカーブのスティープ化に働きやすいとの見方が出ていた。


<クレジット市場>



政保債(地方公)10年 2.0─3.0bp 銀行債(みずほ)5年 18─19bp



地方債(都債) 10年 3.0─4.0bp 電力債(東電)10年 ─ ─ ─bp



クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、指標となるiTraxxJapanシリーズ18は一段とワイド化した。
プレミアムは一時227ベーシスポイント(bp)にまで上昇し、前日引け(223bp)を4bp上回る水準で取引される場面があった。
中国の景気減速懸念に加え、日中の対立も長期化しかねない情勢で、日本企業の収益に対する不安感の高まりからリスク回避の動きが強まったという。
日経平均<.N225>が約2週間ぶりに9000円を下回ったこともワイド化の要因との見方も出ていた。


<スワップ市場>



スワップ金利(16時35分現在の気配)



2年物 0.33%─0.23%



3年物 0.33%─0.23%



4年物 0.35%─0.25%



5年物 0.39%─0.29%



7年物 0.54%─0.44%



10年物 0.83%─0.73%



[東京 26日 ロイター]


0 件のコメント:

コメントを投稿

ブログ アーカイブ