2012年9月26日水曜日
NY市場サマリー(25日)
(カッコ内は前営業日比、%は利回り)
ドル/円 終値 77.80/82
始値 77.79/81
前営業日終値 77.84/86
ユーロ/ドル 終値 1.2902/05
始値 1.2944/45
前営業日終値 1.2932/33
30年債<US30YT=RR>
(2105GMT) 97*31.00(+0*31.00) =2.8514%
前営業日終盤 97*00.00(+0*29.00) =2.9007%
10年債<US10YT=RR>
(2105GMT) 99*18.50(+0*12.50)=1.6714%
前営業日終盤 99*06.00(+0*11.50)=1.7146%
5年債<US5YT=RR>
(2105GMT) 99*28.75(+0*01.25) =0.6460%
前営業日終盤 99*27.50(+0*02.50) =0.6540%
2年債<US2YT=RR>
(2105GMT) 99*31.00( 0*00.00) =0.2663%
前営業日終盤 99*31.00(‐0*00.25) =0.2662%
ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>
終値 13457.55(‐101.37)
前営業日終値 13558.92(‐ 20.55)
ナスダック総合<.IXIC>
終値 3117.73(‐43.06)
前営業日終値 3160.78(‐19.18)
S&P総合500種<.SPX>
終値 1441.59(‐15.30)
前営業日終値 1456.89(‐ 3.26)
COMEX金(12月限)(ドル/オンス)<2GCZ2><GCZ2><0#GC:>
終値 1766.40(+ 1.80)
前営業日終値 1764.60(‐13.40)
COMEX銀(12月限)(セント/オンス)<2SIZ2><SIZ2><SIcv1><0#SI:>
終値 3394.80(‐ 3.60)
前営業日終値 3398.40(‐65.40)
原油先物(11月限)(ドル/バレル)<2CLX2><CLX2><0#CL:>
終値 91.37(‐0.56)
前営業日終値 91.93(‐0.96)
CRB商品指数(ポイント)<.CRB>
終値 306.71(+0.78)
前営業日終値 305.93(‐3.05)
<為替> ユーロが対ドルで下落。
スペイン情勢に対する市場の警戒感が高まっており、株・商品(コモディティ)相場の下げも圧迫材料となった。
スペイン政府は、2013年に新たな緊縮策の準備を進めているが、首都マドリードでは、一段の財政引き締めに抗議するデモ隊が警官隊と衝突した。
公表されたスペイン財政に関する半期データによると、2012年の財政目標の達成は困難な見通しとなっている。
株やコモディティが失速する一方で、ニューヨーク時間の取引の大半をプラス圏で推移していたユーロや豪ドル、カナダドルなどの資源国通貨も下落した。
ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁は、南欧諸国の債券買い入れ計画の正当性をあらためて主張。
買い入れ策に否定的なドイツでの会合で行った総裁の発言が、当初ユーロを支援した。
<債券> 株安を受け長期国債価格が上昇。
材料難で全般的に薄商いだった。
午後に行われた350億ドルの2年債入札には底堅い需要が見られ、最高落札金利は0.273%と、入札前の取引水準を約0.3ベーシスポイント(bp)下回った。
朝方発表された7月のケース・シラー米住宅価格指数は、主要20都市圏の住宅価格指数が6カ月連続で上昇し、9月のコンファレンス・ボード(CB)米消費者信頼感指数は7カ月ぶり高水準となった。
これを受け、国債利回りは当初上昇したが、株安に伴いその後は低下した。
欧州をめぐる一定の不安が引き続き米国債への逃避買いにつながったという。
<株式> 続落。
S&P500は6月25日以来、ナスダックも7月20日以来の大幅な下落率となった。
前日に業績見通しを引き下げたキャタピラー<CAT.N>が売り込まれ、相場を圧迫した。
アップル<AAPL.O>が2.5%安と、スマートフォン(多機能携帯電話)iPhone(アイフォーン)5の需要への対応能力をめぐる懸念から続落し、ハイテク株の売りを誘った。
前日2015年の利益見通しを下方修正したキャタピラーは4.2%急落。
四半期末に伴うポートフォリオ調整や予想より良好な米消費者信頼感統計を受けて序盤はプラス圏で推移していた。
<金先物> 小反発。
ドル安を好感したものの、オプション絡みの売りが上値を抑えた。
複数の中央銀行が相次いで金準備を拡大したことも支援材料だった。
国際通貨基金(IMF)が公表した統計によると、7月に韓国中銀とパラグアイ中銀がともに保有金を積み増したほか、8月にはトルコ、ウクライナの各中銀もこれに加わった。
<原油先物> 続落。
中心限月として8月2日以来約1カ月半ぶりの安値で終了した。
取引序盤は、ドル安で上昇していたが、米フィラデルフィア地区連銀のプロッサー総裁が、量的緩和第3弾(QE3)の有効性に疑問を投げかけたほか、金利が早めに上昇するとの見解を示したことを嫌気した。
米株が朝方の上昇から一転して売り地合いとなったことも原油需要減観測を誘った。
[東京 26日 ロイター]
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