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2012年9月25日火曜日

円上伸、77円台後半〔NY外為〕(24日)


【ニューヨーク時事】週明け24日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、欧州の景気減速懸念や南欧諸国の債務不安を背景にリスク回避の買いが優勢となり、1ドル=77円台後半に上伸した。
午後5時現在は、77円78~88銭と前週末午後5時(78円11~21銭)比33銭の円高・ドル安。


この日は、米経済指標の発表や要人発言もなく、欧州情勢をにらんだ展開。
相対的に安全とされる円が選好され、10日ぶりに77円台に上昇した。
ただ、政府・日銀による円売り介入への警戒感が根強く77円台後半で上値は抑えられた。


ユーロはドル、円に対して下落。
9月のIFO景況感指数は101.4と市場予想(102.5=ロイター通信調べ)を下回った。
これで5カ月連続低下し、同国の景気減速基調が鮮明になった。
独紙の報道で、ギリシャ債務懸念も再燃。
ユーロ圏がギリシャの債務削減を再検討するかどうかをめぐりる不透明感が投資家心理を圧迫した。
さらに、重債務国のスペインは依然としてユーロ圏に支援の要否について明確な態度を示していないほか、格付け大手による国債格下げの可能性もくすぶっている。


ユーロは、対ドルで同時刻現在1.2925~2935ドル(前週末午後5時は1.2973~2983ドル)。
一時1.2891ドルと約1週間半ぶりに1.29ドルを割り込んだ。
対円では同100円57~67銭(同101円45~55銭)。

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