2012年9月25日火曜日
NY株、小幅続落=欧州懸念で〔米株式〕(24日)☆差替
【ニューヨーク時事】週明け24日のニューヨーク株式市場は、欧州の景気懸念を受けて小幅続落し、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比20.55ドル安の1万3558.92ドルで終了した。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は19.18ポイント安の3160.78。
ニューヨーク証券取引所の出来高(暫定値)は前週末比11億8340万株減の6億2484万株。
序盤は、9月のドイツ景況感指数が5カ月連続で低下したことを受けて景気悪化懸念が強まり、売りが先行。
週末の独仏首脳会談で、ユーロ圏の金融監督を一元化する「銀行同盟」などの問題で意見の相違が目立ったことも売りにつながった。
ただ金融株を中心に押し目買いが入り、ダウはプラスに転じる局面もあった。
株価はこのところ、今年の高値圏でもみ合いが続く。
市場では「米連邦準備制度理事会(FRB)の量的金融緩和を受けて、資金が入っている」(日系証券)との見方があった。
個別では、金融大手JPモルガン・チェースが0.9%高。
アップルは1.3%安。
新型スマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)5」の発売から3日間の売り上げが500万台を突破したと発表したが、一部の市場予想を下回った。
また、中国の下請け工場で暴動が発生したことで、供給懸念も広がった。
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