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2012年9月25日火曜日

円、77円台後半〔NY外為〕(25日朝)


【ニューヨーク時事】25日午前のニューヨーク外国為替市場の円相場は、手掛かり材料難から方向感に乏しく、小浮動している。
午前9時25分現在は1ドル=77円70~80銭と、前日午後5時(77円78~88銭)比08銭の円高・ドル安。


市場では大きな新材料に欠ける中、世界的な景気減速懸念を背景としたリスク回避傾向が強まり、円は対主要通貨で強含んだ。
しかし、高値圏では政府・日銀の介入に対する警戒感も強かったほか、五・十日を受けた売り買いも交錯し、上げ幅は限定的。
この日の米景況感統計などの発表を待ち、様子見姿勢も強かった。


ユーロは、欧州市場で下落したが、その後持ち直した。
ドイツの市場調査会社が同国の10月の消費者信頼感指数が前月比横ばいになるとの見通しを示したことで、前日に発表されたIFO景況感指数に続き、ユーロ圏経済のけん引役であるドイツ経済の低迷ぶりが当初意識された。
独紙で、同国連銀が欧州中央銀行(ECB)による国債購入の合法性を調査していると報道されたほか、スペインが依然として財政支援要請に足踏みを続けていることも嫌気された。


しかし、売り一服後は上伸。
同時刻現在は1ユーロ=1.2940~2950ドル(前日午後5時は1.2925~2935ドル)、対円では同100円60~70銭(同100円57~67銭)。

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